将来に向けて「自己肯定感」を育む

子ども達が生まれながらに持っている「潜在的な成長力」に目を向け、
日々の生活の中での「小さな失敗」に子ども達自身が気づき、工夫し、「小さな成功」に変えていく、、、
この積み重ねが「自己肯定感」を育んでいくのだと思います。

大人たちは、その過程の中で、大人目線で指導、修正するのではなく、
その過程を「認め」「待つ」というスタンスでサポートしていくことが大切なのだと思います。

将来、子ども達が成長し、次なるステージを歩もうとする時に、
周囲から比較され、評価をされる中でも、優越感や劣等感に惑わされることなく、
培ってきた自己肯定感をベースに、自信をもって歩んでほしいと願っています。

ブライトチャイルドの社名の由来

「ブライトチャイルド(Bright Child)」は日本語で「聡明な子ども」という意味で、「聡明な」は辞書をひくと以下のように記載されています。

※聡明な:「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えること。転じて、物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。

子ども達に聡明な子どもに育ってほしい、そういった願いからつけられた社名です。

クレド

前述のブライトチャイルドの願い、大事にしたいことは子ども達だけに向けられたものではなく、ブライトチャイルドの社員、関わる人々全てに対して同じです。
関わる人々が、それぞれのステージで周囲から認められ、評価されていくように、、、、
そのために、ブライトチャイルドでは、「認める(個性を大事にする)」「見守る、待つ(成長を促す)」をクレドとしています。

聡明な子どもって何・・・?

ブライトチャイルドでは、聡明な子どもを以下のように考えています。

  • ・「自己肯定感」をベースに、
  • ・「理解する力(読む、聞く)」、「発信する力(話す、書く)」を発揮し、
  • ・周囲と「協創」することができる。

学童で言えば、子ども達が、小学校3、4年生に進んだ時に、それまでは親や先生といった「縦の関係」がメインだった子ども達が、次第に「横の関係」を意識するようになり、友達や異性と比較するようになります。そして比較した際に、優越感や劣等感を感じることが出てきます。また、時には大人を含め、周囲から評価されることも出てくると思います。

比較により生じた優越感や劣等感、評価に左右されることなく、自己肯定感をベースに、それぞれのステージ(例えば中学受験を目指す子、スポーツで専門種目に進む子、音楽や美術を深めていく子)を自信をもって選択し、「理解する力」をもって状況を捉えつつ、「発信する力」をもって自己を表現し、周囲と「協創」しながら、歩んでほしいと願っています。

その結果、将来はそれぞれのステージで周囲から認められ、評価されていってほしいとも願っています。

そのためにブライトチャイルドで大事にすること

「聡明な子ども」に育ってほしい、ブライトチャイルドで大事にすることは以下の3つです。

  • ・子ども達が生まれながらにして持っている「潜在的な成長力」を引き出し、
  • ・「自己肯定感」を育んでいくこと。
  • ・そしてそれを「遊び」の中で行うこと。

子ども達は生まれながらにして「潜在的な成長力」を持っています。日々の生活や遊びの中で、たくさんの小さな失敗をします。子ども達は失敗したことに気づいていないこともたくさんあります。これに対し、大人目線の気づきによって、失敗したタイミングで、教えてしまうことは何とももったいないような気がします。やはり子どもたち自身が気づき、「潜在的な成長力」を発揮し、試行錯誤し、小さな成功に変えていくことが大事なんだろうと思います。

大人目線の気づきから教えることで、一時的に改善され、プラスに働くこともあるかと思います。しかしながら私たちは、子ども達の成長の機会を奪ってしまうマイナスのほうが大きいのではないかと思います。

子どもを叱っても、翌日また同じことを繰り返しているというのは、どのご家庭にもよくある話で、やはり子ども自身の気づきから、サイクルが始まることが重要で、これにより「自己肯定感」は育まれていくものなんだろうと思います。

そして、「遊び」の中でということも大事だと思っています。「遊び」の範疇を越え、授業やプログラムとなると、カリキュラムが発生します。カリキュラムが発生すると、そこには時間の制限やゴール、評価が設定され、どうしてもそのための指導につながることが多いのではないか?と感じます。少なくない授業料を頂いている手前、教える側も何とかゴールに近づけようと努力します。勢い、「教えてしまう機会」が多くなるのではないでしょうか?

これに対してブライトチャイルドの大人達は、極端な言い方をすると「教えません」。子ども達が自身で失敗に気づき、修正し、工夫し、小さな成功体験(出来た!)を繰り返す中で、自己肯定感を育むことをサポートします。

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