ファミリーコンサートを開催しました!

ファミリーコンサートを開催しました!!


ブライトチャイルドでは、お子さんやご家族ににとって交流の機会や体験の機会を提供するべくイベントを開催しています。
毎回好評のファミリーコンサートを去る11月13日に開催しました。

今回のコンサートも、新日本フィルハーモニー交響楽団の田村 安紗美さん、村松 裕子さんと、新たに東京佼成ウインドオーケストラの有馬理絵さんをお招きして、音楽に親しみ、楽器に触れて楽しめるコンサートを行いました。

あっという間にやってくる冬の訪れを知らせるように鈴の音を鳴らしてコンサートが始まると、本コンサートでは初となる管楽器、クラリネットをじっくりと見せてもらい紹介してもらいました。なんとクラリネットには「A管(アーカン)」と「B♭管(べーカン)」と呼ばれる2種類があり、それぞれ楽器の長さが少し違っています。楽器の長さの違いによる音色の違いについてのクイズの後、このクラリネットを使った一風変わった曲「Immer Kleiner(だんだん小さく)」が演奏されました。タイトルの通り、楽器がどんどん分解されて小さくなっていく様子に驚きながらも、マウスピースだけになった小さなクラリネットで最後まで見事に演奏されると大きな拍手が湧き起こりました。

続いて登場した楽器は「バスクラリネット」という、子ども達の身長ほどもある大きな楽器です。管が長く、低音から高音までの幅広い音域と優しくあたたかな音色を持つこの楽器で、サン=サーンスの「白鳥」が演奏されました。チェロで演奏されることの多いこの曲ですが、あたたかく包み込まれるようなバスクラリネットでの演奏は、また一味も二味も違う魅力のある演奏でした。

後半の部では”むっちゃん”こと村松裕子さんと一緒に、「その場の空気・雰囲気を感じるゲーム」や「体を使ったリズムゲーム」をみんなで行い、みんなで考えたリズムとボディパーカッションに合せて、”あさみちゃん”こと田村 安紗美さんと”ありまちゃん”こと有馬 理絵さんが秋の童謡を演奏し、会場にいる全員が全身で音楽を奏でました。最後には「はなのすきなうし(フェルディナンド)」の物語を、”あさみちゃん”の華麗なヴァイオリンの演奏にのせて、”むっちゃん”と”ありまちゃん”が演奏しながら朗読するという、贅沢な紙芝居に全員が惹き込まれました。

初めて見て触れるクラリネットのこともたくさん知ることが出来て、今回もお三方の音楽に魅了される素敵なコンサートとなりました。普段は大きなコンサートホールの舞台で演奏されている一流の演奏家と本物の楽器たちに、間近で触れることで”まるごと音楽を体験”して頂くことが出来たのではないでしょうか。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!

そして、素敵な演奏と体験を提供してくださった田村 安紗美さん、村松 裕子さん、有馬 理絵さん、ありがとうございました!

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